フィニッシング | i-kitchenサービス

大きな会議、オープニングパーティー、誕生日のお祝い、会社のパーティー、結婚式。アラカルト、宴会、ビュッフェ、ケータリングなど、数百人分もの料理を一定の品質で提供することが条件になってきます。専門スタッフが足りない状況で時間的なプレッシャーに対応したり、少ない予算のもとで大変な手間をかけて作業したり、特別なイベントと同時に日常業務をこなす必要があったりと、厨房での問題が山積みな場合は珍しくはありません。ここで求められるのは、賢く、計算された、調理プロセスです。iCombiProを活用することで、生産と配膳を一時的に分離し、食品の品質には妥協をせずに、時間と人的資源を節約できるので、無理だと思っていた大規模な料理提供も可能になるはずです。

iCombiProの優れたフィニッシング

保温や解凍、再加熱といった手法では、たくさんの料理を同時にテーブルに届けることができますが、それぞれの料理の火の通り具合が考慮されないので、品質が大幅に低下し、栄養分が失われてしまうこともあります。ラショナルのiCombiProがフィニッシングにこだわっているのもそのためです。iCombiProは優れた露点制御、凝縮と蒸発がバランスを保つ平衡状態を自動で維持し、これにより食品の周りに微細な水滴の保護膜を形成して、乾燥を防ぎます。皿の上に水がたまることもありません。だからこそ、フィニッシングで、味、ビタミン、色、歯ごたえが維持されます。

大勢に同時に料理を提供できる

iCombiProのフィニッシングを利用すれば、100人のお客様のために100のコースを同時に提供できます。プロセスは単純で、事前に立てたスケジュールにしたがい、クック＆チル方式などでイベントの前に料理の準備をします。これを冷たい状態で皿に盛り付け、特別なモービルプレートラックで冷蔵します。ここまでしておけばもう終わりです。配膳の直前になったら、フィニッシングですべてのお皿を同時に適切な温度に温めます。もちろん数千食に及ぶ場合でも同様の手法で提供することが可能です。

料理の質を維持したまま調理場での作業を簡単に

どのレストランにも、厨房で人手が足りないといった場合がでてきます。ここでもiCombiProは重宝します。メニューのコンポーネントを調理してから、すべて冷蔵し、注文を受けた段階になってから、冷たい状態の料理を皿に盛り付け、iCombiProに投入するだけで完了です。出来たての熱々の料理と何も変わらない料理をお客様に提供できます。品質が低下することもありません。また、例えば、サイドディッシュのみをフィニッシング方式で仕上げ、それと並行してメインディッシュを調理するなどの応用も可能なので、調理場ごとに最適な使い方をご検討ください。

真空処理・冷凍保存をフィニッシングで

ケータリング、ビュッフェ、社員食堂、学校、病院、老人ホームなどでは、多様な料理が大量に必要になります。ちょうどいい具合で、美味しく、ヘルシーに料理を提供したい場面でもiCombiProのフィニッシングは役立ちます。調理した食品を、真空処理あるいは容器に入れて冷所で保存し、在庫として保管しておけば、必要となった時点で配膳温度に温めるだけで、大量に、スピーディーに、提供することがかのうです。ビタミンと色合いも失われず、油脂使用量も削減でき、また、過剰生産の心配をなくします。