同時調理で単品メニューを監視不要で提供する
福島県いわき市に22店舗を持つ源グループは、和食 、居酒屋、寿司レストランを展開しています。
そのうちの一つである”海食遊膳ふくふく”は、約90の席数を持ち、焼き物を中心とした単品メニューや宴会の料理を3人のスタッフで、提供しています。
以前使用していた機器の買替時期に、ラショナルの調理実演会に参加し、短時間でしっかりとした焼き目がつけられること、以前と調理キャパは変わらないが製品サイズが小さく、また電気容量も少なくなるという理由からSelfCookingCenter®XSの導入に至りました。
RATIONAL機器を使用して作られる主なメニュー:
ホッケ /いか丸焼き/ 銀むつのカマ焼き/ 牛ロースのステーキ/ ししゃもの炙り焼き/ 特製つくね焼き/ ベーコンとポテトのチーズ焼き/ 豚肉とキムチのチーズ焼き/ ホタテときのこの朴葉焼き / ピザ/ 焼きおにぎり/ 枝豆 /煮魚/ ローストビーフ
「火加減の調整や、裏返す手間がかからないので、余裕をもって盛付けし、熱々の料理をすぐに提供することができます」
料理長 齋藤義昭氏
RATIONALのソリューション
海食遊膳ふくふくでは、メニューの大半を占める焼き物をSelfCookingCenter® XSで調理しています。料理長 齋藤義昭氏は、SelfCookingCenter® XS導入後のメリットを以下のように語ってくれました。
「営業時間帯は、主に焼き物と揚げ物のオーダーが中心になります。そのため以前は焼き台やフライヤーに多くの時間や手間を取られながら料理を提供していました。今では、その焼き物料理はすべてSelfCookingCenter® XSに任せて調理しているので、その間余裕をもって盛り付けをすることができます。さらには焼き物料理で使用していた焼き台は、現在はほとんど使用していません」。 「一番気に入っているのは、ほとんどの焼き物メニューを同時に調理できる事です。例えば、ホッケ、イカ丸焼き、つくね焼き、ピザなど、オーダーが次々に入っても、空いている段に入れていくだけで後はSelfCookingCenter® XSが調理してくれます。このように異なるメニューを同時に入れてもにおい移りすることがなく、オーダーが入る度にドアの開け閉めを繰り返しても、庫内環境の変化によって調理時間を自動で調整してくれるので、仕上がりが安定します。以前は、焼き過ぎたりする事がありましたが、いつも思い通りの状態で提供できます。これにより、ピークタイムの慌ただしさによるストレスが大幅に軽減され、さらには焼き過ぎによる食材のロスも軽減されました」。
「仕込みでも活用しています。天ぷら用のカボチャやサツマイモは、以前は火が通りにくかったので薄く切って直接揚げていましたが、ゴロゴロとした素材感を出すためにSelfCookingCenter® XSで下蒸しして厚めに切って揚げています。下蒸しすることによって煮崩れ、色、旨みを逃さずにホクホクに仕上がります」。
導入メリット
● iLevelControl:「次々に入るオーダーを段ごとに投入するだけで、あとは同時に理想的な状態で焼き上がります。その間火加減の調整をする必要がないので集中して盛り付けをすることができます」と齋藤氏。iLevelControlは、異なった種類の食材の同時調理が可能な機能なので、大幅な時間短縮が可能です。
● EfficientCareControl:「以前は営業後に手作業で洗浄していました。今は固形の洗剤を入れるだけで自動で洗浄から乾燥までしてくれるので、そのまま帰ることができます」と齋藤氏。
汚れの度合いに応じて最小限の分量のみの洗剤、水、エネルギーを使用する自動洗浄機能です。