自店調理で充実のメニュー展開
45年以上地域に根差したスーパーマーケットとして近隣住民に親しまれているカシヤでは、総菜部門の強化を図りSelfCookingCenter® 5 Sensesを導入しました。以来、メニューの拡充や作業効率の向上、多品種少量調理と大量調理体制の同時確立などさまざまなメリットを実感しています。
昨今は大規模スーパーマーケットのみならず、それらが展開する小型店舗スーパーマーケット、コンビニエンスストアなど様々な業態に対抗しなければならず、取り巻く環境は厳しいと語るカシヤのオー ナー、石井氏。そのような状況の中、いかにして独自性を打ち出し顧客を獲得していくかが鍵だといいます。
RATIONALのソリューション
地域密着型のスーパーマーケットが生き残っていくためには惣菜で独自性を出すしかない、と考えるカシヤのオーナー石井氏は徹 底して自店調理にこだわり、できる限り生鮮食材からの調理を行っています。「自分で作るからこそ季節感を出したりオリジナル感を 演出したりできるのです」SelfCookingCenter® 5 Sensesは1 台でさまざまなものが調理できる上、調理中の監視などに手を取られずにその間下準備や味付けに時間を割く事ができます。
「調理の失敗がないのがいいですね。始めは失敗を恐れがちですが、コンロでの調理の方が焦がすなどの失敗が起こります。今はそういった心配がなく操作もシンプルで、料理のプロでなくても簡単に美味しい惣菜を作ることができます」 一度に異なるメニューを調理できるiLevelControlは、作業効率を飛躍的に向上させました。調理にかかる時間は短縮され、カシヤ では朝7時から11時までの時間でピークタイム用の調理がすべて 賄えています。その後はその日の売れ行きに応じて追加投入する方針を取っており、作り過ぎによるロスは大幅に削減されました。
限られたスペースで複数のメニューが調理できるので、適量ずつバラエティに富んだ品揃えができ、惣菜売り場を華やかに彩ることができます。 大量調理に対応できることも魅力の一つだと石井氏は語ります。 年に何回か、かつ丼やお弁当500個、といった大量注文が入るの ですが、以前は対応できずに断っていたそうです。導入後はそのようなオーダーにも柔軟に対応する事ができるようになり、またオードブルなどの注文も積極的に受けられるようになったといいま す。SelfCookingCenter® 5 Senses は毎日の調理から特別なイベントまでさまざまなシーンで活躍します。
導入メリット
● iLevelControl:投入段ごとに個別に監視される同時調理機能。異なる食 材を同時に投入してもにおい移りや味移りはない。調理 時間は、途中のドアの開閉数や開閉時間も考慮されて自 動で修正されるため、すべての料理が常に最適な状態に 仕上がる。
● Efficient CareControl:汚れの度合いに応じて必要な分量のみの洗剤、水、エネ ルギーを消費する全自動洗浄システム。機器内部まで洗 浄され、常に衛生的に保たれる。作業安全性が高く固形 ケア剤に含まれる特殊成分は水垢の付着を防止。