パソコンからConnectedCookingで全店舗を管理
最新のlTを取り入れることで、時代に合わせて発展し続けるトライアルカンパニーが運営の大型スーパーマーケット「トライアルドラッグ」。オーダー形式で、出来立てのお弁当を5分以内で提供するビジネスを2017年10月から始めました。 調理機器は、ラショナルのSelfCookingCenter® XSとフライヤーのみ。ほとんどのメニューは2名体制で調理されています。「誰もが簡単に品質がブレることな く、お弁当や惣菜を短時間で提供できること」 と 「RATIONAL独自のネットワークシステムConnectedCookingにより、パソコンやタブレットから、全店舗 統一した調理プログラムを作成し転送したり、注目を浴びているHACCPデータを自動で記録できたり、各店舗の洗浄状態が確認できること」が導入の決め手になったと言います。
RATIONALのソリューション
人材不足がますます深刻になっていく中、店舗に行かずに、全店舗を管理することは理想です。 トライアルカンパニーでは、ConnectedCookingを活用し、 手間をかけることなく一括管理を実現しています。たとえば、全店統一したメニューの管理。多店舗展開をしているスーパーマーケットにとっては大きな課題 です。これまでは、メニュー管理をしている責任者が、各店舗に出向き、調理方法を説明しなければなりませんでした。しかし、ConnectedCookingに接続すれば、パソコンで調理プログラムを作成し、登録している店舗に転送するだけなので、店舗に行く必要がないのです。「現場では転送された調理プログラム を押すだけなので操作ミスがなくなり、スタッフへの教育時間も大幅に削減で きました。さらには各店舗、同じ品質でお弁当を提供することが可能になりま した」と、中食カテゴリーリーダー 柴田恭宏氏。お弁当を作り置きからオーダー形式にしたこと、操作ミスによる食材のロスが大幅に削減できたことから、 業界では当たり前である食材のロス率12%が、トライアルでは7%に抑えること に成功させています。
近年、食品の衛生管理において非常に重要になっているHACCPデータ。 ConnectedCookingでは、SelfCookingCenter® XSで調理されるメニューのHACCPデータが6か月間自動記録されます。記録する必要がなくなるだけではなく、記入漏れも防ぐことが可能です。「手書きをする必要がないので、ほかの作業に時間を割くことができるようになりました」と柴田氏。
各店舗のSelfCookingCenter® XSの洗浄状態を把握することも重要です。洗浄状況は、ConnectedCookingの画面で一目瞭然。洗浄があまり行われていない店舗があれば連絡をし、スタッフの方に対応を依頼します。洗浄もボタンを押すだけで自動で洗浄をしてくれるので、ストレスがなく、とても簡単なのです。